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☆資格実習生のコメントたち☆

このページでは、社会福祉士、精神保健福祉士、公認心理師、臨床心理士、看護師などの資格を取得するための実習をされた方のコメントを掲載していきます。

 

 

<社会福祉士実習> 20代 Y.H.さん

社会福祉士の資格取得のため、約1か月間いろえんぴつで実習を行いました。普段は高齢者を専門に仕事をしており、今回の実習で初めて障害者に関わりました。缶回収や味噌づくり、ポスティング等メンバーさん一人ひとりがお仕事に対して得意不得意があるものの、自分達の「できること」に一生懸命取り組んでいる姿がとても印象的でした。障害者だから「できない」ではなく、障害を持っていても「できることはたくさんある」という視点を大切にしていきたいなと思いました。

<社会福祉士実習> 20代 I.Y.さん

通信大学に通っています。初めての福祉現場で不安いっぱいのスタートでしたが、実習指導者の方を始めとする職員の方やメンバーさんのおかげでとても充実した実習期間でした。24日間あっという間に過ぎてしまい、終わった今すごく寂しいです。メンバーさんの一生懸命作業に取り組む姿勢や、周りの人達を気遣う優しさは、社会福祉士の勉強をする以前に人として大切なものを教えて頂きました。てんかんについてのワークや他職種連携は普段の勉強では体験出来ない貴重な学びでした。いろえんぴつでの学びを活かせるよう、まずは国家試験の勉強頑張ります。今回は、コロナ禍にも関わらず実習を受け入れて下さり本当にありがとうございました。

<社会福祉士実習> 40代 O.I.さん

いろえんぴつ実習中は、メンバーさん達に優しく教えていただく機会が多く、沢山のキラッと輝くようなストレングスに出会えました。ソーシャルワーカーは一方的に支援を提供しているのではなく、時にはメンバーさんの忍耐や優しさに支えられながら、共に支援を作り上げていくものだという実感を持つことができました。カフェで、メンバーさんと談笑しながらの昼食の時間は本当に楽しかったです。職員の皆様も一定の距離を保ちながら常に見守ってくださっているのがわかり、安心して学びを深めることができました。ありがとうございました。

<社会福祉士実習> 40代 I・Aさん

 福祉分野での業務は未経験でしたが、実習指導者を始め、職員やメンバーの皆様に暖かく迎え入れていただきました。生活介護、就労継続支援、グループホームの各実習を通じて社会福祉士として、課題を点ではなく面でとらえることの重要性を学びました。

障害者施設というと機械的なイメージだったのですが、いろえんぴつは職員やメンバーの皆様が障害を含めお互いの事を理解し、気づかい、支えあう小さなコミュニティであり、そのコミュニティが世の中の普通になって欲しい、という願いが実習を通じて強く伝わってきました。そして、実習課題のみならず、自分がこれからどう社会に関わっていくか、という大きな学びができる場所でもありました。ここで感じた「えん」を今後の活動に活かしていきたいと思います。ありがとうございました。

 

<公認心理師実習> 20代 N.I.さん
 
福祉分野における公認心理師の実習で2日間お世話になりました。「健常者と障害者の違い」を常に考えて実習に臨みました。当たり前ですが、利用者さんそれぞれで得意不得意があったり、職員さんや他の利用者さんとの関わり方に違いがあるなど、私たちと同じ個性があることに気づきました。そして、健常者か障害者かという区別よりも、その人が個性を発揮できるよう必要な援助にアクセスしやすい環境を整えておくこともまた重要であると痛感しました。福祉分野で働く際は、個性の尊重と援助という双方のバランス感覚が求められることを感じました。担当の先生には大学まで事前オリエンテーションに来ていただいたり、1日の終りに振り返りの時間を設けてくださるなど、大変有意義な実習となりました。お忙しい中実習を受け入れていただきありがとうございました。

 

<公認心理師実習> 20代 K.U.さん

私は公認心理師を目指しており、1日という短い時間お世話になりました。いろえんぴつでは、スタッフさんとメンバーさんの両者が1つとなり、家族のような温かさを感じました。また、実習を通して、メンバーさんが伝えようとしていることや思いを理解し、思いやりを持ってお話しをすることが大切であると学びました。実習最後には、メンバーさんから「ありがとう」という感謝の気持ちを3回ほど頂いた時、メンバーさんや患者さんに対して笑顔を与えられ、安心感を与えられるような心理師になりたいと思う瞬間でした。いろえんぴつの実習を終えて、学んだことや自分自身の課題も見つかりました。この経験を活かして今後に繋げていきたいです。1日の実習でしたが、楽しく過ごすことができました。ありがとうございました。

 

<社会福祉士実習>  40代  F.K.さん

社会福祉士実習で前期、後期と合わせて24日間お世話になりました。福祉分野はまったくの未経験で不安でしたが、指導者の方からヒントやアドバイスをいただき、メンバーさんとの関わり方、医療と福祉が連携することの大切さ、一人の人に関わる中で地域や社会に働きかける必要性が自ずと出てくることなど、多くのことを学ぶことができました。前期から半年ほど間を空けて後期の実習となりましたが、メンバーさんたちの嬉しい変化をたくさん目にし、皆さんの伸びる力、可能性というものを実感しました。個性豊かなメンバーさんたちと一緒に過ごすのはとても楽しかったです。ありがとうございました。

 

< 社会福祉士実習 > 30代 O.T.さん

新型コロナウイルス感染症の拡大という災禍の中、実習を受け入れていただき感謝申し上げます。実習では、職員・スタッフの方々から社会福祉援助の原則と技術についてご指導をいただき、メンバーの方々からも色々な場面において親切な対応をしていただきました。実習を通じて、日々、個性豊かなメンバーの方々の新しい一面にふれ、多くの嬉しい発見と価値ある学びを得ることができました。また、人権と多様性を尊重し、障害を抱える方々の障害特性を把握することの重要性を実感しました。そして、社会福祉士の役割とは、地域の方々や様々な職種・機関と連携して、多角的・包括的な支援体制を構築し、社会的障壁を取り除き、地域の福祉課題の解決に貢献することを着実に実践することにあると認識するに至りました。「いろえんぴつ」での出逢いと 実習期間中に起きた事柄の総ては、かけがえのない経験であり、私の「学師」です。皆様との貴重な時間と経験を、今後の糧にできるよう精進してまいります。短い期間でしたが、大変お世話になりましたことを厚くお礼申し上げます。末筆になりましたが、皆様のご活躍とご健康を心より祈念いたします。

 

<精神保健福祉士実習> 40代 K.N.さん 

私はこれまで全く畑違いの分野で仕事をしてきて、障害者福祉の分野は初めてでした。実習前に指導者の方から「まずは自分の障害者観をみつめることが大事」と言われました。私は当初、メンバーさんに何かやってあげなきゃ、失敗しないように手を貸そう、と考えがちで、変に力が入ってしまいメンバーさんに気を遣いすぎていました。あるとき、メンバーさんを送迎する車に同乗させて頂き、私の前では終始真面目だったメンバーさんが、指導者の方と冗談も交えて爆笑しながら友達のように会話する姿を見て、いかに自分が一面的な関わりしか持てないでいたか、ということに気づきました。自分が無意識に垣根を作っていること、その垣根を取り払い『感情豊かに関わること』が支援の第一歩なのだと痛感する経験となりました。研修を通じて、大事な気づきをたくさん頂きました。お世話になったメンバーの皆様、職員の皆様、本当にありがとうございました。

 

<社会福祉士実習> 40代 H.K.さん

高齢者施設で介護福祉士として働き、さらに幅広い知識習得のため、通信課程で社会福祉士を目指しています。今回、障害者福祉施設で実習を行ったことで、高齢者福祉と障害者福祉の違いについて多くのことを学ぶことができました。「いろいろな人がいるからいろえんぴつ」の言葉そのままの個性的なメンバーさんたちにふれあうことで、手帳や区分等の枠にとらわれず、その人をどう支援していきたいかを大切にすることが重要なのだと学ぶことができました。また、援助するためには様々な視点での検討が必要で、多くの関係者を巻き込んで包括的に支援していかなければならないと学ぶことができたのも実習の大きな成果だと感じています。

 

<社会福祉士実習> 30代 I.K.さん

 私は、社会福祉士の養成課程の実習でお世話になりました。テキストなどでは、「ソーシャルワーカーは、人と環境とが接する境界面に介入する」、などと学びますが、実習前は、正直全くピンと来ていませんでした。いろえんぴつのモットーの中には、「自分で出来ることは自分でしてもらう」「障害者であることを周囲(地域社会)に隠さない」ということがあります。例えば移動の時、メンバーさんには、次の目的地まで一人で行けるのなら、普通に行ってもらっています。その結果、スタッフの目がないところで、近隣住民の方とトラブルを起こしたりすることもよくあるそうで、そのたびにスタッフはあちこち頭を下げて回ることになります。それは、人手不足の中でかなりの負担かもしれません。しかし、常にスタッフの目が届く範囲でしか行動させないというのでは、メンバーさんと地域社会との接点を断つことになります。そうではなくて、いろえんぴつがやっているように、そのような接点を守り、むしろ時には積極的に機会を作り出しつつ、もし摩擦が起きたならそこに介入し、クライエントと地域社会と共に解決を図っていくという様に、人と環境とを繋ぐ橋渡しをするのが、ソーシャルワーカーの役割なのだなと、いろえんぴつでの実習を通して学ぶことができました。

 

<社会福祉士実習> 20代 S.K.さん

30日間という短い時間の中で、事業所やグループホーム、小旅行の同行など様々な経験させていただき、とても充実した時間を過ごすことができました。自分の知識不足などから至らない点ばかりでしたが、職員さんには多くのアドバイスをいただき、メンバーさんとも多くのコミュニケーションをとらしていただく中で、障害理解や自己覚知などをすることができました。また、看護師やOTなどの多くの専門職が働く環境の中で、他職種について、また多職種連携についても理解することができました。この経験を今後の学びに活かしていきます。お世話になった職員さん、スタッフさん、メンバーさんには心から感謝申し上げます。

 

<精神保健福祉士実習> 30代 S.S.さん

精神保健福祉士の施設実習8日間をいろえんぴつさんで過ごさせていただきました。私は高齢者施設に勤めており、同じ福祉分野と思い普段通りコミュニケーションをとると、メンバーの方々は私の心を敏感に感じ取り、その様子は自分自身の心を表しているように見え、すごく戸惑いました。指導者との振り返りでは、心を支援する精神保健福祉士だからこそ、自分自身を知る自己理解が必要なのだと気づかされました。自己理解は辛い作業でしたが、メンバーと一緒に作業をし、食事や休憩を共に過ごす時間は次第に居心地が良くなり、私に関心をもってくれていると感じたり、生活に対する希望や不満、家族の話、好きなテレビ番組、趣味など様々な話をしてくれるようになり、自然とメンバーのことをもっと知りたいという気持ちになりましたし、自分自身にも関心を持って向き合うことができました。この作業ができたのは、いろえんぴつさんの環境だったからだと思っています。元気に楽しく作業にあたるメンバーの方々と一緒に過ごす時間はとても楽しかったです。ありがとうございました。

 

<臨床心理実習> 20代 T.H.さん

私は障害のある方と関わる機会が以前にもありました。作業を共に行なったり、お話をしたり、介助を行なったりといった活動は、どこの事業所でも行っていると思います。しかし、いろえんぴつ心理福祉コミュニティズでは、援助する・されるの関係以上に、一緒に暮らしている家族のような温かい関係があるように感じました。こういった利用者とスタッフの方々の関係に抱いた感覚は、自分がこれまで抱いていた事業所に対するイメージと違うもので、今回の実習を通してさまざまな発見ができました。貴重な体験をすることができてよかったと思っています。

 

<社会福祉士実習> 40代 T.Y.さん

 現在の仕事で御高齢者や障害を持っている方と触れ合うこともあり、更なる知識や経験で肉付けをしたいと思い、通信課程に入学しました。当初は、「高齢者施設での実習が多いです」と担当の方から聞いていたので、希望通り障害者関連の施設で実習ができることになった時は嬉しかったです。いろえんぴつさんでは様々な能力・特性を持った方々と段階的に関わることができ、段階的に様々な視点から、個々との関わり方を考えることができました。この経験は社会福祉士の勉強を続ける上でも、自分の仕事にも間違いなく生きてくる貴重な経験だと思っており、大変感謝しています。

<社会福祉士実習> 40代 N.A.さん

 心優しいメンバーさんたちと、日々笑顔で過ごすことができました。メンバーさんと一緒に体験し、自分の目で見て心で感じることで、大学で習った知識や技術は、私の中で生きたものとなりました。また、先生からは、私の不得意に合わせた丁寧なご指導をいただきました。あえて困難に向き合うのは苦しい面もありましたが、社会福祉士はさまざまな困難に向き合うのが仕事。その下地となる貴重な気付きをたくさんいただき、感謝の気持ちでいっぱいです。今後、社会福祉士を目指す私にとって、いろえんぴつでの日々が原点になると思います。メンバーさんと共有した、嬉しい気持ちや悔しい気持ちをこの先もずっと忘れず、学びを続けていきたいです。

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