いろえんぴつ
いろえんぴつに通う利用者さんを、ここでは「メンバーさん」と呼んでいます。職員も利用者も目標をもってともに働きましょう、そこには障害の有無は関係なく、個々にもつ特徴を活かせるように環境を整えて「同士」として育ちあうという意味が込められています。
いろえんぴつは2000年に地域作業所として開所しました。その後、地域活動支援センターと名称を変え、現在の生活介護事業所となっています。主にアルミ缶つぶし、菊名地区センターでのパン・クッキー、お菓子などの販売、冬場は味噌づくり、室内作業として野菜ジュースづくり、パン粉づくり、ワッフルづくり、他にも食品運搬など、体力や健康に留意しながら仕事をしています。野菜嫌いなメンバーさんも、いつもたくさんサービスしてくださる八百屋さんから購入する果物をミックスすることで、おいしいスムージーになって、ゴクゴク飲んで頂けます。ちょっとした工夫で解決できることってたくさんあるんだなと感じます。散髪している写真は、隔月で出張「床屋さん」です。常連のメンバーさんは、「いつもみたいに!」だけでわかってもらえるほどです。なかなか床屋や美容室に行けない方や専用の椅子に乗りにくい方、初めてのところが苦手な方などが、この出張「床屋さん」を利用されています。割安かつシャンプー、ブロー付です。特に「いろえんぴつ」では、知的障害、身体障害のある方が利用されています。生活支援員、看護師(3名)でにぎやかに過ごしています。
<生活介護事業所の利用案内>
日常生活上の介護(食事・排泄など)と創作活動や生産活動の場を提供します。サービス利用については障害者総合支援法に基づく障害支援区分の認定を受けて区分3以上(50歳以上の方は区分2以上)であればご利用頂けます。写真は玄関脇に咲く黄色いバラです。季節を感じられる事業所にしたいと法人まるごと取り組んでいます。